柴犬の雨の日の散歩はどうする？トイレ事情や室内での遊び方

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

「雨の日に散歩している犬のほとんどが柴犬」
と言うくらい、柴犬は散歩が大好きです。

柴犬が雨の日に散歩に行く必要性

しかし、雨降りの散歩は、柴犬の体がびしょびしょになるだけでなく、足やおなかも泥や水はねで汚れてしまいます。
飼い主も傘を差したり長靴を履いたり、場合によってはレインコートを着て出ることになったりと、雨の日に散歩するのは、なかなか大変。
そこまでして、雨の日に散歩に行く必要があるのでしょうか？

結論から言いますと、雨の日に無理をしてまで散歩に行く必要はありません。

いくら柴犬のためとは言っても、足元や視界が悪い中、散歩に行くのはやめておきましょう。
特に、大雨や雷が鳴っているときなどは危険なので、散歩には行かないでください。

しかし、散歩のときにトイレをする習慣になっている柴犬の場合、散歩に出ないとトイレができなくなってしまいます。

なので、散歩に行かない日があってもトイレに困らないよう、自宅でもトイレができるようにしてあげましょう。

庭やベランダなど、室外でもトイレができる環境があれば、散歩でトイレができないストレスも軽減します。

室外でのトイレが無理な場合は、室内でトイレができるようにしつけるしかありません。
柴犬は自分のテリトリー内でトイレをすることを嫌がりますので、柴犬のテリトリーからなるべく遠い場所にトイレを設置してあげましょう。

小雨程度で散歩に行きたいときは、犬用のレインコートを着せてあげましょう。
足の汚れは無理ですが、体の濡れや汚れをある程度は防止できます。
レインコートを着るのを嫌がる柴犬もいますので、無理に着せる必要はありません。

雨上がりの道を散歩した場合も、道路に残っている水で足やおなかが汚れます。

自宅に帰ったら、タオルなどで必ず足や体をきれいに拭いてあげましょう。

雨の日や道路が濡れているときに、散歩には行かない方が良い理由がもう一つあります。
それは、肉球を痛めるリスクが高くなるからなのです。
犬の足裏にある肉球は、乾燥しているのが普通であり、理想の状態でもあります。

水分を含んで柔らかくなった肉球は、ちょっとした刺激で傷ついてしまう可能性が。
そのため、濡れている道を歩き続けると、いつも以上に肉球を痛めるリスクが上がってしまいます。

履くことに抵抗がないなら、犬用のレインブーツも履かせても良いと思いますが、我が家の犬に限って言えば、絶対に履いてくれません。
なので、雨の日にそこまで無理して散歩に行く必要はないと思います。

雨で１日だけ散歩をお休みする程度なら、特に問題はありませんが、梅雨の時期など、雨が多い季節の散歩はどうすれば良いのでしょうか？

雨が続いているけど、どうしても散歩に行きたい、散歩に行けない日が続いて柴犬にストレスがかかっている･･･
そんなときは、雨が止んだり小雨になったときに、いつもより短めのコースで散歩することをおすすめします。

急な坂道や水溜りが多い道は避けて、安全に散歩できるよう、コースを工夫してみてください。
足元や視界が良くない場合は、夜の散歩はやめておいた方がよいかも知れません。
なるべく日中に、短時間で散歩することをおすすめします。

散歩の後は、お手入れをしっかりしてあげましょう。

散歩できないストレスは、室内で遊んであげることで軽減してあげましょう。

ボール遊びは柴犬が大好きな遊びの一つです。
飲み込めない程度の大きさのボールを投げて遊びます。

ペット専用のおもちゃのボールでも良いですが、１００円ショップなどで売っているボールでも問題ありません。

ボールの大きさは、柴犬の口の大きさに合わせて選んでください。
室内で遊ぶので、やわらかい素材のボールがおすすめです。

我が家では、テニスボールや野球ボールくらいの大きさのボールで遊んでいますが、子犬のときは、ゴルフボールくらいの大きさのスーパーボールを使っていました。

ボールを転がしたり、前に投げてキャッチボールをしたり、ボールを上に投げてノーバウンドでキャッチするなど、いろんな遊び方ができます。

これも柴犬が大好きな遊びです。
特に、子犬のときによく遊びました。

遊び方は簡単！
片方を飼い主が持って、もう片方を柴犬がくわえたらスタート！
どっちが強いか、力くらべです。

おそらく飼い主が勝つことがほとんどだと思いますが、時には負けてあげて、柴犬に達成感を感じさせてあげると、長続きします。
力加減をしながら勝ったり負けたり、柴犬が飽きないように遊んであげましょう。

その他に、かくれんぼで遊ぶこともできます。
飼い主を必死に探す様子は、とてもかわいいですよ。
ただし、かくれるのはほどほどに。
あまりにも見つからないとあきらめてしまい、探すのをやめてしまうことも･･･
わざと声を出したり動いたりして、早々に見つけてもらいましょう！

柴犬の雨の日の散歩についてまとめると、以下のようになります。

雨の日の散歩は、無理をせず、できる範囲で！
室内遊びなどを取り入れて、柴犬がストレスなく雨の日を過ごせるよう工夫しましょう。