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柴犬が散歩で前を歩くのはなぜ?その理由としつけ方を紹介します

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

このように、柴犬にひっぱられるように散歩している人を見かけたことはありませんか?

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飼い主より前を歩く散歩は良くない?

  • 飼い主より前を歩かせると、柴犬が飼い主より立場が上だと思ってしまう
  • 犬が飼い主の横か、少し後ろを歩くようにしつけた方が良い

と言われることが多いのですが、果たして本当にそうでしょうか?

結論から言いますと、それはないです。
例え、飼い主より前を歩いていたとしても、自分の方が立場が上だと思うことはありません。

リードをグイグイ引っ張りながら歩くのは、「散歩がうれしくて仕方ない」から。
前へ前へと進みたい気もちが出ている、ただそれだけです。

しかし、できるだけ前を歩かせない方が、お互いのためにも良いので、その理由と解決方法をご紹介します。

前を歩くのが良くない理由

飼い主ではなく柴犬に散歩の主導権がある

柴犬と散歩するときは、必ず飼い主が主導権を握りましょう。
柴犬が行きたい方へ好き勝手に散歩させていたら、それこそ立場が逆転してしまいます。
柴犬がリードを引っ張りながら前を歩いていたとしても、どのルートを散歩するかを決めるのは飼い主。
違うルートに行きそうになったら、リードを引いて誘導し、飼い主の指示に従わせましょう。

伸びるリードでの散歩は危険!

グーンと長く伸びる伸縮性のあるリードは便利ですが、使い方よっては危ない場合も。
伸びるリードは、誰もいない野原などに行ったときに、リードを伸ばして自由に走らせたりするのに使うことが多いと思います。

 

ただ、万一のとき、短くできないことがあるため、注意が必要です。

我が家でも以前、先代の赤柴を散歩するときに、伸びるリードを使っていました。
この赤柴も散歩が大好きだったので、グイグイ前を歩くタイプでした。

しかし、力いっぱいグイグイ行くのが仇となったのか、早々に壊れてしまったのです。
リードのストッパーが壊れて、伸ばした後、縮まなくなってしまいました。

その場合、伸びたリードを手で引き寄せるしかありません。
数メートルに伸びたリードを手繰り寄せるのも大変ですが、特にワイヤータイプの場合は、素手だと痛くて手繰り寄せることは難しいと思います。

幸い、大事には至りませんでしたが、その後、伸びるリードを使うのをやめたのは言うまでもありません。

もし、急に車が飛び出してきたときに、リードが壊れて止まらなかったら…と思うと、ちょっと怖いですよね。
止めることができずに柴犬が車にはねられるかも知れません。
そんな理由で柴犬をはねてしまったら、車を運転していた方にも申し訳が立ちません。

長すぎるリードも同様です。
その犬に合った長さのリードを使いましょう。

引っ張る犬にはハーネスを使おう

柴犬がグイグイ引っ張りながら前を歩くのは、柴犬にとっても飼い主にとってもストレスになります。
首輪にリードをつなぐと、引っ張る度に首も引っ張られることになります。
それがイヤで、引っ張るのをやめてくれれば良いのですが、前を歩くタイプの柴犬は、それでもやめようとはしないのです。
ゲヘゲヘ言いながらも、前に進もうとします。
飼い主の方も、常に引っ張られているのは、結構しんどいですよね。

そんな柴犬におすすめなのが、ハーネスです。

 

先代の赤柴ほどではないものの、今飼っている黒柴も、散歩のときは前に行きたがります。
首輪にリードをつないで散歩していたときは、グイグイ引っ張っていたのですが、ハーネスにリードをつけるようになったら、ほとんど引っ張らなくなりました。


黒柴も飼い主もお互い楽になるので、グイグイ引っ張るタイプの柴犬なら、ぜひ使ってみてください。

飼い主の横を歩くようにしつける

最後は、ちょっと難易度が上がりますが、前に出ないようにしつける方法です。
これができれば、ハーネスもいりません。

まずは家族のリーダーがこのしつけをすると良いでしょう。

短めのリードを用意して、首輪につけます。
もちろん、ハーネスにつけても大丈夫、問題ありません。

一緒に歩き出し、柴犬が前に出そうになったら、止まります。
リードを引いて自分の隣に誘導します。
隣に来るまでは歩きません。止まったままです。

自分の隣に着たら、再び歩き出します。

また前に出そうになったら止まり、自分の隣に誘導します。

これを繰り返して、飼い主の隣を歩かないと、歩かせてもらえないことを覚えさせます。

我が家の場合、飼い主のリーダーであるお父さんがリードを持つと、ちゃんと隣を歩きます。
引っ張ることもしませんし、前に出ることもありません。

ところが、他の家族がリードを持つと、ちょっと前に出たり、リードを引っ張って歩いたりすることがあります。

娘と散歩中の黒柴。この時はちゃんと横を歩いています。

しかし、散歩の途中でこっそりお父さんにリードを渡してみると、リードを持っているのがお父さんであることに気がついた途端、チラチラとアイコンタクトを取りながら、隣を歩き出すのです。

家族の順位をしっかり見ている柴犬ならではなのかも知れませんが、誰がリードを持っているかで歩き方を変えるのですから、困ったものです。

まとめ

柴犬が前を歩く理由と対処法をまとめると、以下の通りです。

  • 柴犬が散歩のとき飼い主より前を歩くのは、うれしくて仕方ないから
  • 柴犬と散歩するときは、必ず飼い主が主導権を握る
  • 伸びるリードは要注意!
  • 引っ張る犬は首輪よりハーネスがおすすめ

お互いがストレスにならないためにも、飼い主がしっかりと主導権を持って、楽しく散歩ができるようにしましょう。

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柴犬 散歩
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