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犬より猫が好きな人も「柴犬は好き!」と言う人がいるくらい、「柴犬は猫っぽい」と言われているのを、知っていますか?
猫がよくする「香箱(こうばこ)座り」実は柴犬もよくするんです!
柴犬が猫っぽいのはどんなところ?
猫好きな人の心を掴むほど、猫っぽいところがある柴犬。
どんなところが猫っぽいのか、探って行きたいと思います。
室外で飼っているときは、そこまで猫っぽさを感じることはありませんでしたが、室内で飼うようになってからは、その猫っぽさがわかるようになりました。
柴犬が猫っぽいと言われるところ
石原 雄(@K5dbZRmjNe77i5r)さんがTwitterに投稿したイラストをご紹介します。
とてもわかりやすく説明されています。
柴犬が猫っぽいと言われるところ pic.twitter.com/jR3NFVCXsC
— 石原 雄 (@K5dbZRmjNe77i5r) September 18, 2022
確かにそんなイメージ、あります!
「①呼んでも来ないが平常営業」と「②❝顔を洗う子❞がなぜか多い」は、思わず「うんうん」と頷いてしまいましたし、「⑤気難しい(こだわりが強い)」も柴犬あるあるです!
その他も、柴犬好きの人は共感できること間違いなしです!
本も出版されていますので、興味のある方はどうぞ。
室内にいる時の柴犬は、思った以上におとなしい
室内と室外の柴犬の一番の違いは、室内にいれば番犬をする必要がないことかも知れません。
以前、外で飼っていた柴犬を室内で飼うことにした時のことです。
室内で飼いはじめた途端、家の前に車が止まっても、誰かが来てもまったく吠えなくなりました。
それまでは、家の前に車が止まったり、敷地内に誰かが一歩でも足を踏み入れた途端、ここぞとばかりにワンワン吠えていたのに、です。
庭にいるときは、家と外の両方を常に警戒しているような感じでしたが、室内にいれば、外を警戒する必要がないので、番犬をしなくなったのかも知れません。
そんな性格の柴犬なので、家の中にいるときは、基本ゴロゴロしています。
ベッドや毛布、クッションの上に丸くなって寝ていたり、冬になればコタツの中で寝ていたり…
一見、アクティブなイメージがある柴犬ですが、実は結構パッシブなところもあるのです。
馴れ合いを好まない、ツンデレな性格
柴犬が飼い主以外の人に懐かないのは有名な話ですが、普段はその飼い主にさえ、そっけない態度を取ることがあります。
特に、リーダー格の飼い主に対してのツンデレは半端ないです。
飼い主が家に帰ってくれば、喜んで尻尾を振って迎えてくれるのが一般的ですが、柴犬は違います!
本当はとっても嬉しいのに、その嬉しさを微塵も出さずに、知らん顔をするのです。
おもしろいことに、こんな態度を取るのは、リーダーの飼い主にだけ。
それ以外の家族には、普通に喜んで尻尾を振って迎えてくれます。
リーダーの飼い主は、そんな柴犬の態度に少し寂しさを感じつつも、その態度は、その飼い主をリーダーだと認めてくれている証拠なんだと、自分を慰め、諦めるしかありません。
そんな態度を取りながらも柴犬は、実はリーダーの飼い主が自分を呼んでくれるのを心待ちにしています。
自分からは行かないけど、呼んでくれたら行くよって態度です。
どこまでツンデレなんでしょうか…
呼ばれたらそばにいって、頭や体を擦り付けてスキンシップを求めてくるのは、たまらなく可愛いです。
まるで、猫のようですよね?
そんなところが、猫好きな人の心を掴んでいるのかも知れません。
実は、結構寒がり
柴犬は、冬でも外を元気に駆け回るイメージがありますが、実は結構な寒がりです。
正確には、暑さに強いというか、鈍いところがあります。
冬はストーブやファンヒーターの前を、いつも占領していますし、そこにいないときは、コタツの中に入っていることがほとんどです。
しかも、暑さ(熱)に鈍感なところがあるので、体毛が熱々になっていてもわからないことがあるくらい、鈍いです。
以前は冬になるとファンヒーターを出していたのですが、吹出口の目の前に座ったり寝たり、本当に毛が焦げるんじゃないかというくらいの距離にいることが多かったので、ファンヒーターを出すのはやめて、エアコンで暖を取るようにしました。
そうすると、今度はずーっとコタツの中にいるようになりましたが、もう毛が焦げたり、火傷をする心配はしなくて良くなった分マシです。
柴犬を室内で飼っていて、ストーブやファンヒーターを使う場合は、専用のサークルやガードなどを使って、熱源から距離が取れるようにすることをおすすめします。
猫は寒がりなイメージがありますが、柴犬も実は寒がりだということが、おわかりいただけたでしょうか?
こんなところも、猫っぽいのかも知れませんね。
(おまけ)ネコジャラシが好き
ネコジャラシって、知っていますか?
正しくは、エノコログサと言います。
先が毛虫みたいになっている草で、猫がじゃれつくことから、ネコジャラシと呼ばれているのですが、エノコログサのエノコロとは、子犬の尻尾という意味もあるんです。
ネコジャラシなのに、犬にも関係しているなんて、意外ですよね!
このネコジャラシ、うちの柴犬だけかも知れませんが、振り回すと喜んで遊びます。
猫のようにじゃれる感じではありませんが、いい遊び道具になっています。
猫っぽくないところはどんなところ?
猫っぽくないことと言えば、人のひざの上に乗ることは、好まない柴犬が多いところでしょうか。
猫は人のひざの上でおとなしくしているイメージがありますが、柴犬にとってそれは嫌なこと。
呼べばひざの上に来ますが、数秒で降りて逃げてしまいます。
どんなに猫っぽい柴犬でも、ひざの上は嬉しくないかも知れません。
ただし、怖い時は別!地震があったときは膝の上でじっとしていました。
飼い主の座っている横で、おしりや背中をつけて座っていることが、柴犬の愛情表現なので、嫌がる柴犬を無理に抱っこしたりしないであげましょう。
まとめ
以上、柴犬が猫っぽいところをまとめると、次のようになります。
- 思ったよりおとなしい
- ツンデレな性格
- 寒いのが苦手
反対に、ひざの上で抱っこなどは苦手かもしれません。
猫っぽいところが多い柴犬ですが、犬らしいところもたくさん持っています。
そんな柴犬の性格を理解して、お互い心地よい関係を作って行きましょう!