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柴犬はきれい好き!その理由と快適に過ごせる環境とは?

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

柴犬がきれい好きと言われるのは、どんなところでしょうか?
柴犬に限らず、日本犬はきれい好きな傾向にあるようです。

なぜきれい好きなのか、どんなところがきれい好きなのか、そんな柴犬が快適に過ごせるのはどんな環境なのかを、順を追って説明したいと思います。

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柴犬はなぜ、きれい好きなのか?

それは、相手(敵)に「自分の居場所を悟られないようにするため」と言われています。
自分の寝床(テリトリー)付近で糞尿をすると、その臭いで居場所がわかってしまう可能性があります。
それを避けるために、あえて離れた場所でトイレをする習性があるのです。

柴犬などの日本犬は、飼いやすいように改良されてきた洋犬と違い、本来の姿のまま現在に至っています。
そのため、犬本来の習性が色濃く残っているのかも知れません。

トイレの場所にこだわりがある

散歩の時にトイレをすることが多い柴犬ですが、散歩以外でトイレをするときは、どうしているのでしょうか?

例えば、庭などで放し飼いにしている場合は、必ず決まった場所にトイレをします。
もちろん、自分のテリトリーから離れた場所にします。
外で飼っていた柴犬も、必ず同じ場所にしていました。

室内飼いの場合も同様で、できるだけ自分の寝床から離れた場所でトイレをしたがります。

なので、サークルで寝床とトイレが一緒になっているタイプは、やめておいた方が良いです。

柴犬を室内で飼うことになったとき、トイレ用サークルが寝床になってしまった経験上、おすすめできません。

良かれと思って、寝床とトイレが一緒になっているサークルを用意したのですが、トイレ用サークルの狭さが気に入ってしまったのです!

夜に寝るときはトイレ用サークルで寝て、寝床用の広めのサークルは、遊び場&お昼寝の場所になってしまいました。

トイレは、サークルの外でするようになり、サークルから一番遠い場所がトイレとなりました。

このように、柴犬はトイレの場所にこだわりがありますので、飼い主が場所を指定するのではなく、柴犬がトイレをしたがる場所をトイレにしてあげるのが一番です。
場所が決まるまでは、何度か失敗することもありますが、そこは子どものトイレのしつけと同じです。
気長にしつけて行きましょう。

自分の体をなめて手入れする

まるでネコのようですが、柴犬は自分の手や体をよくなめます。
なめることができない顔は、時々前足で顔をふくような動作をします。
しかし、あまりにも頻繁にその仕草をする場合は、皮膚病などの病気にかかっているかも知れませんので、気になった時は病院に連れて行って診てもらいましょう。

お風呂(シャンプー)が好き

「うちの犬はお風呂が嫌いで、入れるのが大変!」という声をよく聞きます。
お風呂が苦手な柴犬も多いかも知れませんが、
「お風呂に入るのは楽しい」
「お風呂に入るといいことがある」
と学習させれば、お風呂好きな犬になります。

シャンプーするときに、体をむりやり押さえつけて洗ったり、流すときに、急に水やお湯をかけてビックリさせたりすると、お風呂嫌いな犬になってしまいます。

初めてのお風呂で、好きになるか嫌になるかが決まると言っても、過言ではありません。
声をかけながら、徐々に慣らしてあげましょう。

ただし、注意して欲しいことがあります。
お風呂に入れる(シャンプーする)のは、ほどほどにしてください。
人間と違い、柴犬の皮膚には汗腺がないため、そんなに汚れません。
多くても半月に1回で十分です。
洗いすぎると、ドライスキンになったり皮膚炎を起こしたりします。
毛の汚れが気になるようなら、シャンプータオル(ウェットティッシュ)などで拭くだけでも、きれいになります。

ブラッシングが好き

体のお手入れで欠かせないのが、ブラッシング。
特に柴犬は、年中抜け毛がある犬種なので、ブラッシングは欠かせません。
気持ち良いのはもちろん、飼い主に触ってもらえるのが嬉しいのか、ブラッシング好きな柴犬が多いです。
特に換毛期は、抜け毛があるとかゆいのか、足でよく体をかいています。
足でかくと、毛が空中に大量に舞ってしまうので、しっかりブラッシングする必要がありますが、それでも毎日はやりすぎです。
浮いてきた毛が気になったら、ブラッシングする程度で十分です。
抜け毛が多いからと、毎日ガリガリブラッシングすると、皮膚を傷つけてしまうことがありますので、やりすぎには注意してください。

(おまけ)身の回りをなめて掃除する

すべての柴犬の特性ではないと思うので、おまけです。
以前、外で飼っていた柴犬は、小屋の前に敷いていた木の床を、時々キレイになめて掃除していました。
エサ用の食器もピカピカになるくらい、いつもキレイになめていたり、冬になると、毛布を口(鼻)や前足を上手に使って、自分のお気に入りの場所にキレイに敷いてから座ったり丸まったりと、かなり几帳面な柴犬でした。

以上のことから、柴犬がきれい好きだということが、お分かりいただけたかと思います。

ですが、柴犬だって犬!
人間にとっては汚いことでも、犬にとって楽しいことであれば、全然気にしません。
雨上がりの中、元気に走り回って、体中ドロドロになっても平気だったり、
草むらに顔を突っ込んで、顔が泥だらけになってもご機嫌で尻尾を振っていたりします。

後で、きれいに拭くか洗ってあげれば良いので、楽しそうなら多めにみてあげましょう。

まとめ

きれい好きな柴犬が快適に過ごせる環境をまとめると、次の3つになります。

  • トイレをテリトリーからできるだけ遠くに、決まった場所に設置する
  • テリトリー内をいつも清潔にしておく
  • お風呂(シャンプー)やブラッシングは時々して、体の清潔を保つ

飼い主も柴犬も、お互い快適な環境になるようにして行きましょう!

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