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柴犬の顔立ちのタヌキ顔とキツネ顔とは?特徴や見分け方など

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

柴犬の顔立ちでよく言われているのが、タヌキ顔とキツネ顔の二つです。
一般的な柴犬のイメージで言うと、タヌキ顔を思い浮かべる方が多いかも知れませんね。

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タヌキ顔とキツネ顔の違いや見分け方

まずは、タヌキ顔とキツネ顔の違いと見分け方ですが、
それぞれの特徴を簡単に言うと、次のようになります。

タヌキ顔の特徴

丸っこい顔立ち、エラが張っていて、耳は小さめ、鼻(マズル)は短め

キツネ顔の特徴

ほっそりとした顔立ち、アゴが小さく、耳は大きめ、鼻(マズル)は長め

柴犬には色んな顔がある

柴犬を飼っている方は、その顔をじっくりと見てみてください。
どちらの顔なのか、わかりますか?

明らかな特徴があれば言い切れますが、タヌキとキツネの中間の顔立ちだったり、どちらでもない顔立ちの柴犬もいますので、一概には言えないかも知れません。

同じ柴犬なのに、正反対と言っても良いくらい、違う顔立ちに分かれているのがおもしろいです。

特にキツネ顔の柴犬は、タヌキ顔の柴犬より、オオカミに近い顔立ちとも言えるかも知れません。

タヌキやキツネといったタイプの違い以外にも、柴犬には色んな顔立ちがあります。

例えば、柴犬の目は大きさの大小だけでなく、形にも個性があります。
どんぐりのようなかわいい目だったり、切れ長のかっこいい目だったり。
それ以外にも、寄り目もいれば、離れ目もいたりと、実に個性的です。

じっくり観察してみると、色んな顔立ちの柴犬がいることがわかると思います。
そんなところは、人間と一緒ですね!

毛色や顔立ちで性格に違いはあるのか

柴犬の顔立ちは、毛色によっても随分と印象が変わります。

毛色によって印象が変わる

柴犬には、赤・黒・白・胡麻の四種類の毛色があります。

赤柴

赤は赤柴のことで、一般的な茶色の柴犬のことを言います。
目の上や頬、口や鼻(マズル)周辺が白くなっているのが多いですが、中には白っぽい毛があまり目立たないのもいます。
子犬のときは口の周りが黒っぽくなっているのも多く、その容姿から「泥棒顔」と言われています。
この黒っぽさは、成長するにつれて消えてしまう柴犬がほとんどです。

黒柴

黒柴は、毛色にメリハリがあるのが特徴です。
白っぽい場所は赤柴とほぼ同じですが、黒・白・茶と三色の毛色があるものが多く、そのコントラストが目を引きます。
中には、茶色がほとんどなくて黒と白の二色だったり、白も茶も少なくて黒一色に近いものもいます。
目の上の白(茶色)っぽい斑点が、平安時代の貴族の眉毛の「麻呂」のように見えます。

白柴

白柴は、体も顔の毛色もほぼ白一色です。
全身の毛色が白いため、柴犬らしくない印象がありますが、顔立ちは柴犬の特徴がよく現れています。

胡麻柴

胡麻柴と呼ばれる柴犬は、滅多に見かけない、めずらしい毛色をしています。
呼び名の通り、胡麻のような毛色をしているのが特徴です。
焦げ茶のような色だったり、赤毛と黒毛が混ざったような毛をしているものが多いです。

子犬の時に見分けるのは難しい

どの毛色の柴犬も、子犬のときはクマのぬいぐるみのような、愛くるしい姿をしています。
特に白柴は、白クマの赤ちゃんのようで、本当にかわいいです。

このかわいらしい子犬がどんな顔立ちになるのか、気になりますよね。

しかし、子犬のときは、どちらのタイプも似たような顔をしています。
丸い顔に目鼻が中心に寄った、いわゆる「赤ちゃん」顔なので、見分けるのはかなり難しいと思います。

親を見せてもらえれば判断できる

なので、子犬がタヌキ顔になるのか、キツネ顔になるのかを知りたい場合は、その親犬の顔を見て判断するのが確実です。

ちゃんとしたブリーダーさんであれば、その子犬の両親、もしくは母親か父親のどちらかを見せてくれます。

その親を見て、顔立ちはもちろん、どのくらい大きくなるのか、どんな体型になるのかも、ある程度予想することができます。

性格は見た目で判断できない

次に性格ですが、見た目では判断できません。
タヌキ顔は人懐っこい感じだとか、キツネ顔は神経質っぽい感じだとか、そんなイメージがあるかも知れませんが、一概には言えません。
タヌキ顔でも神経質な柴犬もいますし、キツネ顔でも人懐っこい柴犬もいます。

性格も大事ですが、飼い主との相性の方が大切です。
それによって、どんな性格が良いのかも変わってきますので、実際に見て、触れ合ってみることをおすすめします。

体型による違いと見分け方

次に、体型による違いや見分け方ですが、柴犬は、顔だけじゃなく、体型もタヌキタイプとキツネタイプに分かれています。
一般的にどちらのタイプなのかは、顔と体型の両方を含めて言っていることが多いです。

体型別の特徴を簡単に言うと、次のようになります。

タヌキタイプの特徴

ずんぐりむっくりのガッチリ体型で、脚は短め。体毛は全体的にモフモフした感じ

キツネタイプの特徴

スラッとした細身の体型で、脚は長め。体毛のモフモフ感はあまりない

同じ柴犬なのに、比べてみると一目瞭然です。
しかし、中には顔はタヌキなのに体型はキツネっぽかったり、その逆もあったりするので、顔立ちと同じく、一概には言えないこともあります。

柴犬のルーツ

それと、柴犬は運動量が多いため、筋肉質な体をしています。
その筋肉の付き方にも違いがあり、タヌキタイプはいわゆるマッチョな感じなのに対し、キツネタイプは細マッチョな感じです。

同じ柴犬なのに、なぜこんなにも顔立ちや体型が違うのか?
それは、一口に柴犬と言っても、実は様々な種類があるからなんです。

古来の日本には、その時代や土地特有の柴犬がいたのですが、それらの柴犬が混ざり合って、今の柴犬になりました。

キツネタイプの柴犬は、昔ながらの柴犬の姿形が色濃く残っています。
縄文柴や紀州柴などがルーツとされています。

タヌキタイプの柴犬は、実は新種で、新柴犬とも言われています。
弥生柴や美濃柴などがルーツとされています。

そのルーツの違いは、柴犬の保存活動をおこなっている団体によっても違います。

タヌキ顔の柴犬は、
公益社団法人 日本犬保存会
昭和3年(1928年)創設

キツネ顔の柴犬は、
天然記念物柴犬保存会
昭和34年(1959年)創立

興味がある方は、柴犬のルーツを知る手がかりとして参考にしてください。

まとめ

柴犬の顔立ちについてまとめると、以下の4つになります。

  • タヌキ顔とキツネ顔の2種類に分かれている
  • 毛色によっても顔立ちに個性が出る
  • 顔立ちによる性格の差はほとんどない
  • 体型もタヌキとキツネタイプに分かれている

柴犬を見かけたときは、どんな顔立ちなのか確認してみてはいかがでしょうか?
以上、参考になれば幸いです。

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