室内犬ならではの困りごととは?
最近は柴犬を室内で飼う人が増えましたね。
昔は外飼いが当たり前だった柴犬ですが、今は柴犬を番犬としてではなく、愛玩犬として飼うようになった人も多くなりました。
それと同時に、室内飼いならではの困り事や悩みも増えてきたように思います。
抜け毛がすごすぎる!
柴犬は、毛が生え変わる犬種であることは、ご存知の方も多いと思います。
換毛期と呼ばれる時期はもちろんのこと、それ以外でも毎日毛が生え変わるため、床に毛が落ちているのは日常茶飯事。
こまめに掃除するか、気にしないかになりますが、毎日のブラッシングと、月2回程度シャンプーをして、抜け毛を取り除くと効果的です。
しかし、抜け毛そのものをなくすことは出来ませんので、柴犬を室内で飼おうと思ったら、覚悟を決めましょう!
室内でトイレをしない
これも柴犬あるあるなのですが、お散歩デビューをしたとたん、外でしかトイレをしなくなる傾向が。
元々、テリトリー内でトイレをすることを好まないため、外の世界を知ってしまえば、室内でしなくなるのは、ある意味当然と言えます。
なので、可能であればお散歩中など、外でトイレをさせてあげましょう。
どうしても室内でしてもらわないと困る場合は、しつけるしかありません。
柴犬にとって室内(家)すべてが自分のテリトリー。
その中でも、自分の寝床が一番のテリトリーなので、なるべく寝床から離れた場所にトイレを設置してあげましょう!
室内ならではの様子をいくつかご紹介!
柴犬を室内で飼っていると、外飼いしていた時には見えなかった姿が見えてきます。
寝ている時の姿が可愛い!
「ヘソ天」をご存知でしょうか?
その名の通り、おへそを天(上)に向けていることなのですが、犬がおなかを上にして寝ている姿をそう呼んでいます。
リラックスしている時にしかしない格好なので、なかなか見る機会がありませんが、そのゆるみきった姿は、なんとも言えない可愛さです。
いびき&寝言がすごい!?
まるで人間のように、柴犬もいびきをかいたり寝言を言ったりしています。
外で飼っていても、いびきをかいたり寝言を言ったりしているのだと思いますが、なかなか聞く機会がないですよね。
でも、室内で飼っていると、ほぼ毎日のように聞くことができます。
特に寝言が可愛いくて、思わず笑ってしまうほど!
いつもの声とは違って、甲高い声で鳴くので、寝言だとすぐわかる、独特の声なんです。
その時に、前足や後ろ足を小刻みに動かしていることもあるので、きっと楽しい夢でも見ているのでしょうね。
いびきは人間と同じで、グーグー言ってます。
外飼いよりも、室内飼いの方がリラックスしていることが多いので、可愛い姿を見る機会も増えるのが嬉しいですね!
猫にも負けないコタツ好き!
犬は寒さに強いイメージがある方も多いと思います。
童謡にも、
「犬は喜び庭駆け回る、猫はコタツで丸くなる」
とあるので、犬は寒くてもへっちゃらだけど、猫は苦手、と思うかもしれません。
しかし、室内で飼っている柴犬は、大のコタツ好きなんです!
猫同様、コタツの中で丸くなっています。
コタツがついていれば、ほぼ一日中といっても過言ではないくらい、ずっとコタツの中で過ごすくらいのコタツ好き。
犬は寒さより暑さに強い?
夏は逆に、エアコンの効いた涼しい部屋にいるのが苦手で、エアコンの効いていない部屋に行ったり、外に出たがったりするくらいです。
特に、室内で飼っている柴犬は、気候変動がおだやかな室内で暮らしているため、外で飼っている柴犬のように、はっきりとした換毛期がありません。
なので、冬になっても外犬のような冬毛がほとんど生えないのです。
室内飼いの柴犬は、年中薄着で過ごしているようなものなので、夏のエアコンや冬の寒さが身に染みるのかもしれませんね。
室内飼いのメリット・デメリット
以前飼っていた柴犬は外飼いでした。
体調が悪くなってから室内飼いに変えたのですが、残念ながら、その半月後に旅立ってしまいました。
室内で飼うようになったきっかけ
柴犬は元々、外で飼うのに向いている犬種なので、外で飼っても全然問題ありません。
ただ、以前飼っていた柴犬が病で倒れた時、もし室内で飼っていたら、もっと早く病気に気付いてあげることができたかも知れない…
その後悔があったので、今後、また犬を飼うとしたら、今度は最初から室内で飼おうと決め、そして今、柴犬を室内で飼っています。
室内で飼うメリット
柴犬を室内で飼う最大のメリットは、日々の様子を見ることができることです。
体調管理はもちろん、日々のスキンシップも、室内で飼っていれば、十分にすることが出来るので、その点は室内飼いがおすすめです。
室内で飼うデメリット
ただ、柴犬は元々猟犬なので運動量が多く、四季に適応した犬種は、毛の抜け変わりがあります。
そのため、散歩や抜け毛の処理などが大変なのは間違いありません。
特に抜け毛は、外飼いならそこまで気にならなくても、室内ではかなり気になるため、デメリットとも言えます。
散歩は外飼いでも室内飼いでも変わらず、柴犬にとって必須の日課になります。
そのことを理解した上で、室内で飼うのか、外で飼うのかを決めてくださいね。
その他、室内飼いならではの様子や、詳しい内容については、カテゴリーの記事をご覧ください。