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柴犬のいびきは大丈夫?その原因を理解して体調管理に努めよう!

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

柴犬も、人間と同じようにいびきをかくことを知っていますか?
室内で飼っていると、寝言やいびきをかいている姿を見ることが多くなるのは当然なのですが、グーグー言いながら寝ているのを見ると、可愛いと思うと同時に、少し心配になってしまいます。

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犬のいびきには病気が隠れている?

犬がいびきをかく理由は人間と同じで、特に問題がないこともありますが、その一方で病気が隠れている可能性を疑った方が良い場合もあります。

犬のいびきの原因

犬も人間と同じように、鼻から空気を吸ったり吐いたりして、呼吸をしています。
その通り道である気管が狭くなると、いびきをかきます。

いびきをかくのは、当然ながら、犬も人間も寝ているときですよね。
寝ているときは、ノドの筋肉が緩んでしまうため、気道が狭くなってしまうことがあります。
気道が狭くなると、空気抵抗が大きくなるため、ノドの粘膜の振動が大きくなるため、そんな状態のときに、犬も人間もいびきをかいているのです。

いびきをかきやすい犬種

いびきをかきやすい犬種とは、どのような犬なのでしょうか?
順番に説明して行きたいと思います。

短頭犬

一般的にいびきをかきやすい犬は、短頭犬と呼ばれるパグやブルドックなど、いわゆる鼻ペチャな犬種です。
鼻から気管にかけての気道が狭いため、いびきをかきやすいといわれています。

シニア犬

7歳を過ぎた犬のことをシニア犬(老犬)と呼びますが、筋肉がおとろえてくるため、若い頃よりいびきをかくようになります。

アレルギー体質の犬

アレルギー疾患で、ノドの粘膜の炎症が原因で腫れてしまうと、ノドが狭くなってしまいます。
その結果、いびきをかきやすくなってしまうのです。

花粉症になる犬もいるらしく、アレルギーに悩まされるのは人間だけではないんですね。

柴犬はアレルギーに注意!

実は、柴犬一番気をつけなくてはならないのが、このアレルギー疾患です。
最近は柴犬を室内で飼うことが増えていますが、それに伴って増えているのが、柴犬のアレルギーです。

柴犬は元々アレルギーに弱いところがあり、アトピー性皮膚炎などを起こしやすい犬と言われています。
室内は外と違い、ハウスダストが多い環境です。
どんなにこまめに掃除をしても、室内で生活をしている限り、ハウスダストをなくすことはできません。
その結果、皮膚炎になったり鼻炎になったりすることがあるので、注意が必要です。

肥満の犬

太っている犬は、脂肪で気管が狭くなってしまうため、いびきをかくことがあります。

いびきをかくのはどんな病気があるのか?

様々な病気や症状がありますが、主なものを紹介します。

気管虚脱

呼吸器官が途中でつぶれたりして、気管が狭くなってしまう病気です。

かかりやすい犬は、短頭種であるパグやブルドックなどの他、ポメラニアン、マルチーズ、トイ・プードルなどの小型犬で、シニア世代(7歳以上)で好発すると言われています。
多くはありませんが、柴犬もかかる可能性がありますので、注意が必要です。

無呼吸症候群

人間でも、結構メジャーな病気(というか症状)ですよね。
先述した、肥満の犬で書いたように、脂肪が原因で気道が狭くなってしまいます。
人間も犬も肥満が原因でいびきをかくのは、この症状であることがほとんどです。
犬種にかかわらず、飼っている犬が肥満でいびきをかいているなら、健康のために減量しましょう!(もちろん人間も!)

アレルギー性鼻炎

これもかなりメジャーな病気です。
先述したように、アレルギーによって炎症を起こした粘膜が腫れ、気道が狭くなってしまいます。
人間と違い、基本的に鼻でしか呼吸をしない犬にとって、鼻炎はかなり辛い病気です。
しかも、柴犬に好発する病気でもあります。
肥満でもないのにいびきをかいている場合は、鼻炎を起こしているかも知れないので、その時は病院で診てもらいましょう。

その他の病気

その他に、次のような症状もありますので、注意しておきましょう。

短頭種気道症候群

短頭種の犬の気道が、かなり狭い状態になること

軟口蓋過長症

軟口蓋(のどちんこ)が長く、ノドの入り口に垂れ下がった状態になること

鼻腔狭窄

鼻腔が狭まっている状態になること

などがあります。

とは言っても、頻繁にいびきをかいているのではなく、ほんの一瞬だけかいているようなら、一時的に気管が狭くなっただけなので、そこまで気にしなくてもよいと思います。

我が家で飼っている柴犬も、たまにいびきをかくことがありますが、ほんの一瞬かくだけで、ずっとかくことはありません。

自分のかいたいびきにびっくりして起きたりする姿は、とても可愛いですよ。

室内で飼っているからこそ、いびきをかいている柴犬をみることもできますが、同時に、室内だからこそ、より一層健康に気をつけて欲しいと思います。

犬は言葉を話すことができませんので、調子の良し悪しを言うことができません。
少しでも様子がおかしいと思ったら、病院で診てもらってください。

まとめ

以上、柴犬のいびきについてまとめると、つぎのようになります。

  • 犬のいびきには病気が隠れているかも知れないことを知っておく
  • いびきの原因は人間と同じで、気道が狭くなってしまったため
  • いびきをかきやすい犬は、小型犬、シニア犬、肥満犬
  • いびきの原因は、気管を狭くする病気が多い
  • アレルギー疾患は、柴犬がなりやすいので注意

いびきの原因は、ほとんど人間と同じです。
犬も人間も、体調管理に気をつけましょう!

柴犬の寝言については、こちらの記事を参考にしてください!

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